「免疫力を高めよう!」よく耳にしますが・・・
どうすれば免疫力は高まるのでしょう?
この免疫力高めるために重要な役割を担っているのが腸なのです。
日本は世界有数の長寿国です。
日本人の平均寿命(2018年調べ)は男性81.25歳(世界3位)、女性87.32歳(世界2位)と過去最高を更新しました。
しかし、日本人の2人に1人は癌に罹患し3人に1人は癌で命を落としています。
長寿国とは言え病に苦しむ人は多いのが現実です。
病に負けないためには免疫力を高める必要があります。
「免疫力を高めるためには腸が重要である」ということについてまとめました。
免疫とは
そもそも免疫とは?
免疫とは疾病、特に感染症に対して、抵抗力を獲得することです。
私たちの体が持っている自然治癒力のことだと思ってください。
免疫力は20~30代がピークで40歳頃からしだいに落ちて行ってしまいます。
免疫力が低下するとどうなる?
免疫力が低下すると様々な感染症にかかりやすくなったり、アレルギー、生活習慣病、そして癌にかかりやすくなってしまいます。
逆に言えば免疫力を高めることで病気を予防することや治すことが出来ると言えます。
人間の免疫細胞の70%は腸で作られます!
「細菌・ウイルス・がん細胞」これらは健康を脅かす存在です。
これらの外敵を倒すのが免疫細胞です。
そして、私たち人間の免疫細胞の70%が腸内に存在します。
このことから、
腸内環境を健全にする=免疫力が高まる
と言えます。
では、腸内環境を整えるにはどうすれば良いのでしょうか?
いくら良いものを食べたり、サプリメントを飲んでもダメです。
まずは、バランスを整えることが大切なのです。
たいていの場合は、食物繊維が不足しています。
日本人の場合は腸が長いため便を押し出すためにより力が必要です。
⇒腸のバランスを整えるために、まずは食物繊維を摂ることを心掛けてみましょう。
「ヘルシーピープル計画」とは?
1977年に米国政府が国民の健康増進対策として取り組んだのが「ヘルシーピープル計画」です。
その中で提唱されたのが「ファイブアデイ」運動=「1日に5皿の野菜と200gの果物を食べよう!」
これが定着したことによって、米国では癌が減少したと言われています。
逆に、このころ日本では日本食→洋食への傾向が高まりました。
そして、日本では癌が増加していったのです。
乳酸菌で免疫力を高めよう
腸は以下のことから「第2の脳」と呼ばれています。
・脳からの指令がなくても自ら判断して活動することができる。
・セロトニン・ドーパミンといった神経伝達物質は腸で作られる。
・腸には免疫力を発揮する細胞が沢山存在する。
腸には約100兆個の細胞が存在すると言われています。
《善玉菌・悪玉菌・日和見菌》
そして善玉菌が優勢な腸内を顕微鏡で見ると、お花畑のように綺麗だといいます。
⇒このことから「腸内フローラ」と言われる。
健康のためには腸内を善玉菌が優勢な状態に保つことが大切です。
しかし、加齢によって悪玉菌の勢力ま増してきます。
(一般に若い人ほど「腸内フローラ」が美しいと言います。)
とは言っても、年をとったからと言って諦める必要はありません。
善玉菌を活性化させることが出来るのが「乳酸菌」・「オリゴ糖」です。
乳酸菌・オリゴ糖を摂取し善玉菌を活性化させ腸内バランスを整えることで、高齢者でも免疫力を高めることができます。
まとめ
現在、新型コロナウイルスが全世界を席捲し日本においても首都封鎖まで囁かれる前代未聞の状態にあります。
我々一人ひとりがまずは出来ることをすることが大切です。
免疫力を高めることも病と闘う上では重要なことです。
免疫力を高めるために腸内バランスを整えましょう!
「乳酸菌」「オリゴ糖」「食物繊維」少し意識するだけでも違います!