免疫力と言う言葉が使用されるようになったのは、ごく最近のことです。
「細菌」「ウイルス」「がん細胞」など私たちの生活を脅かす外敵を倒してくれるのが免疫細胞です。
ここでは、免疫力を高めるための5つの生活習慣を紹介します。
どれも、すぐに実践できる簡単なものです。
免疫力を高める1:腸内バランスを整える
私たち人間の免疫細胞の70%は腸内に存在します。
・腸内環境が健全であれば病気に強い
・腸内環境が悪ければ病気に負けてしまう可能性が高い
と言えます。>>>詳しくは「免疫力を高めるには腸内バランスが最重要です!」
良い食品やサプリメントを摂ることは悪いことではありませんが、より重要なのは排泄(悪いものを出す)であると考えています。
腸内バランスを整えてスムースな排泄を心掛けることが、免疫力を高める第一歩です。
免疫力を高める2:体温を上げる
免疫機能の70%は腸内に存在すると言いましたが、残り30%も重要です。
腸以外の30%の免疫力を高めるにはどのようなことが効果的なのでしょうか?
ひとつ目は、体温を上げることです。
体温を上げるにはどのような方法があるのでしょうか?
考えられる方法は1つではありませんが、最も身近なのが「お風呂に入る」ことです。
40℃程度の湯舟に10分ほど入浴するのがよいでしょう。
体温を1度上げることで免疫力が20~30%高まると言われています。
<免疫細胞は37℃くらいが最も活発>
手軽にという点ではコレでOKですが、より高い効果が期待出来るのがラジウム温泉です。
免疫力を高める3:朝日を浴びる
二つ目は、朝日を浴びることです。
朝日は赤外線です。
赤外線は免疫力を高める効果があります。
毎朝2~3分だけでも朝日を浴びるように心がけるだけで、免疫力を高める効果があります。
免疫力を高める4:歌を歌う
3つ目は意外に思う方も多いかもしれませんが、歌を歌うことです。
歌を歌うことによって、脳神経細胞の交感神経の免疫力が高まります。
ただし、悲しい歌ではダメです。
楽しく愉快な気分になる歌が良いです。
湯舟につかりながら楽しい歌を歌えば、より効果的ですね。
免疫力を高める5:笑う
「体温を上げる」「朝日を浴びる」「歌を歌う」この3つが腸以外の30%の免疫力を高めるのに効果的であるとされています。
しかし、ここに一つだけ追加するとすれば「笑う」ことです。
「免疫細胞の中でも重要な働きをするNK(ナチュラルキラー)細胞が笑いによって活性化する。」ということを、昇幹夫医師が研究によて発見しました。
※NK細胞:がん細胞を倒すために重要な働きをする細胞
まとめ
「免疫力を高める」と言うと難しいと思うかもしれません。
しかし、普段の生活の中で取り組める簡単なことも沢山あります。
ぜひ、自分が出来ることから実践して免疫力を高めていきましょう!