30年以上前から健康維持と美容に役立つ健康茶としてのまれているのがタヒボ茶です。
このほど、健康産業新聞に「タヒボ茶にかんする奈良県立医科大・近畿大などの研究成果」の記事が掲載されましたので紹介します。
新たに確認されたタヒボ茶の知見
2022年8月17日の健康産業新聞(第1746号)に以下の記事が掲載されました。
奈良県立医科大、近畿大などタヒボ茶に抗ウイルスの新知見相次ぐ
タヒボジャパン(株)(大阪市中央区)はこのほど、タヒボ茶の含有成分NQ801(フラノナフトキノン)に新 たな抗ウイルス作用を確認した。
奈良県立医科大学医学部微生物感染症 学講座の研究では、NQ801の新型コロナウ イルス(SARS-CoV-2)に対する不活化効果 を確認。NQ801 (100ppm、30ppm)と、コ ントロール(リン酸緩衝生理食塩水)に、 新型コロナウイルス(ウイルス感染3.33×108PFU/mL)を9:1の割合で混合し、 30分、60分後のウイルス感染価をプラー ク法にて測定した。その結果、NQ801は 100ppm・30ppmともにウイルス感染価は、それぞれ60分後に8,00X104PFU/mL (減 少率96.404%)、1.15 X 105PFU/mL (減少 率94.831%)まで減少し、NQ801が新型コロナ対策に寄与できる可能性が示唆され た。学遊するウイルスへの効果や、人体 への影響の検証は今後の課題としている。
また、近畿大学農学部応用生命化学科 生命資源化学研究室の研究では、NQ801の インフルエンザウイルスを培養したMDCK 細胞(イヌ腎臓由来株化細胞)およびネコ カリシウイルスを培養したCRFK細胞(ネ コ腎臓由来株化細胞)に対する不活化効果 を確認。予備試験にてNQ801を100倍まで 希釈しても2つの培養細胞の発育不良を確 認し、本試験ではNQ801とウイルスの混合 液を100倍以上希釈して培養細胞に接種し た。その結果、60分以上反応することで インフルエンザウイルスに対して99.97% 以上、ネコカリシウイルスに対して99.98 %以上の不活化効果を確認した。
引用元:健康産業新聞 22/8/17 第1746号
タヒボってなに?
タヒボ茶はその名の通り「タヒボ」を原料としたお茶です。
あまり馴染みがなくご存知の方も少ないと思いますので「タヒボ」について紹介します。
【アマゾンアマゾン川流域に生える貴重な樹木】
「タヒボ」とはブラジルのアマゾン川流域に生えるノウセンカズラ科タベブイア属アベネダエ種という樹木のことです。
気候や土壌など生育条件が限られ人工栽培は事実上不可能とされ、また同じアベネダエ種であっても生育地によって含有成分・量が大きく異なります。
有用性の高いアベネダエ種の生育地を特定したことで製品化が可能となりました。
【1500年前から飲まれている】
古代先住民は1500年前から樹皮を煎じて飲むことで健康維持に役立ていました。
「タヒボ」とは古代先住民の古語で「神の恵み」や「神の光」の意味であり、樹木の恩恵に感謝しアベネダエ種を「タヒボ」と呼んだとの言い伝えがあります。
この「タヒボ」の靭皮から作られているのがタヒボ茶で、日本では30年ほど前から飲まれています。